身体に正しいバレエトレーニングを目指して

 バレエ インテルのホームページへようこそ。

 皆さんは、「バレエ」という言葉に、どのようなイメージをお持ちですか?

 「白鳥の湖」や「トウシューズ」、「チュチュ」などが頭に浮かぶでしょうか。

 

 もともとバレエはイタリアの貴族の余興として発生し、フランスのルイ14世などによっても踊られてきました。

 貴族のものであったバレエも庶民も鑑賞できる娯楽となり、流行の先端になったり、衰退期を経過したりして、ロシアでクラシックバレエの形式が確立されました。

 

 現代では、誰でもバレエを習ったり、楽しんだりする時代になっています。大人になってから始める方も沢山いらっしゃいます。

 とても素敵な時代になりましたね。しかし、問題点もあります。

 

 ヨーロッパやロシアの国立、王立のバレエ学校では、厳しい入学審査があることは、良く知られています。

 体型、遺伝、身体の条件、柔軟性など、ダンサーに適した生徒が入学を許可されます。

 

 では、日本のような国で、お子さんがバレエを始めたいと思ったら、また、大人の方がバレエを習いたいと思ったら、そのような試験はあるでしょうか。

 もちろんありませんね。ということは、バレエ教室というところには、様々な条件の生徒さんたちが集まってきます。

 

 だからこそ、教師は正しい知識を持ち、その人によって違ったアプローチ、適した指導をしなくてはいけません。

 

 バレエと解剖学は、切っても切れない関係にあります。

 バレエのせいでどこかが痛くなったり、脚が短くなったり、形が悪くなったり、外反母趾になったり、筋肉の流れが悪くなったりしてしまうのは、大変残念なことであり、あってはならないことです。

 

  身体が未成熟で、骨化が完了していない成長期前後の若い生徒には、さらに注意が必要です。関節をねじって使うと、骨の成長点が破壊され、骨の成長が止まってしまうことがあります。

 ポアント(トウシューズ)を始める時期に関しても、解剖学を無視する訳にはいきません。

 

 バレエは、誰でも習うことが出来ます。

 バレエ インテルでは、ただ踊りを楽しむだけではなく、変形や痛み、伸び悩みとは縁のない、今よりも健康な自分、美しい自分を目指す皆さんを応援しています。

 必ず、世界が変わりますよ!!

 

 

                                                  代表講師 宇佐見雅恵